7月15日に予定しているコンペの舞台となる霞南ゴルフ倶楽部には、池の手前にレイアップするのがセオリー、というアウトコースの5番ホールがある。293ヤードのパー4。レギュラーティーから池までは200ヤード。キャリーで230ヤード以上打つか。ティーインググランドからは木々に隠れて見えない池の左サイドに置くか。
過去3回のコンペを振り返ってみる。ドライバーを握って池にドッポンからの3オン3パット。池の手前にレイアップして、砲台グリーンをこぼしてからの3オン3パット。UTを引っかけで池の手前に置くまでに2打。砲台グリーンに乗せるまでアプローチ3回で2パット。
ダブルボギー6。ダブルボギー6。トリプルボギー7。実力通りのスコアとは言え、かなりやらかしていることがわかる。現在のヘッドスピードは39m/s〜41m/s。TAYLOR MADEのM6(SR)の飛距離は、芯を喰ってもキャリーで200ヤード、ランで10〜20ヤード。ならば打ち損じて池の手前、曲がって池の左サイドへというギャンブルの選択もある。
ドライバーでキャリーとラン合わせて200ヤードを狙って打つことはギャンブルなのか。過去3回のコンペを振り返ると、池に入れたとしても3打目は打ちやすく、砲台グリーンの乗せることができれば、2パットのボギーであがれる可能性もある。
ティーショットをミスして、池の手前に置くまで2打の方が、池越えの3打目がプレッシャーになる。最初からドライバーを握って、池を狙う手は悪くないような気がする。池を狙ったとしても、芯を喰って200ヤードなのだから、芯を外せば池には届かない確率の方が高い。
霞南ゴルフ倶楽部アウトコースの5番ホール。ドライバーを握るシナリオその1。池ポチャ。池の手前からの3打目を砲台グリーンに乗せて、2パットで入れてボギー。シナリオその2は、ティーショットが曲がって池の左サイド。砲台グリーンに2オンして3パット。シナリオその3は、テンプラ気味のティーショットのキャリーが160ヤード。池越えのセカンドで砲台グリーンをこぼしてからの3オン2パット。
シナリオ1〜3全てスコアカードに△と記入できるボギー。キャリーで230ヤード以上の池越えでもなく、キャリーとラン合わせて200ヤード以内の池手前でもなく、ズバリ池を狙って打つ斬新なスコアメイクプランを立てている。
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