162㎝、体重?キロの元世界チャンピオン具志堅用高がベンチマーク

 1976年10月10日、山梨学院大学体育館で行われたWBA世界ライトフライ級のタイトルマッチで7回KO勝ちを決め、世界王者となった具志堅用高。身長162㎝、減量を必要としなかったという体重は48キロ台だったと記憶している

 当時中学生だった筆者は、身長と体重が世界チャンピオンのそれとほぼ同じだった。現在は、20歳の頃の身長から2㎝縮んだ身長は162㎝台、体重は25キロデラックス化して73キロ台となっている。

 食べても太らない痩せの大食いなどと言われた時期もあったが、20歳を過ぎてアルコールをたしなむようになると、運動する機会がめっきり減ってしまい、あっという間に10キロ以上体重が増えて60キロ台へ。

 30歳代半ばまでは60キロ台をキープできていたが、アラフォーの頃から70キロ台に乗せたり割り込んだりを繰り返し、50歳大台の声を聞いてからは70キロ台前半で推移している。

 健康を維持していく上で肥満は諸悪の根源とされ、20歳代の体重と比べて10キロ以上増えている肥満中高年は、運動をしなくてもエネルギーを消費する「基礎代謝」機能が低下し、生活習慣病に対して要注意とされている。

 20歳の頃から10キロどころか、25キロの体重増。体重(Kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出するBMIは、肥満警戒ライン超えの27.35。WHO(世界保健機関)の判定基準では「前肥満」、日本肥満学会の判定基準では「肥満1度」。

 身長がいま以上に縮まないとして、緊急事態宣言下の外出自粛に伴う新型コロナ太りで3キロほど増量している現在の体重をまずは3ヶ月前の70キロ飛び台まで戻し、さらにそこから4キロ体重を落とすことができれば、WHO、日本肥満学会が言うところの「普通体重」の基準に帰還することができる。

 若かりし頃、身長と体重のベンチマークとしていた世界チャンピオンの具志堅用高は、2018年の芸能人ゴルフチャンピオン決定戦「叙々苑カップ」に優勝するほどの腕前の持ち主。五十の手習いで始めたゴルフとあって多くを望んではいないものの、毎月1日に更新される楽天GORAのJGA/USGAハンデキャップインデックス。7月1日に更新されたハンデは27.1。

 ラウンドスコアが、自分の年齢を下回ってホールアウトすることをエージシュートと言う。ゴルフのハンデは27.1。BMIは27.35。ゴルフのハンデがBMIを下回る場合はBMIシュート!? どちらも数字が大きすぎて話にならないが、当面は25切りを目標にしたい

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 20歳時の体重は48.6キロ。あれから38年、まるで別人のようにデラックス化。BMI27ポイント台の立派な肥満から脱出するため、発酵食品を積極的に摂取し、口内環境、腸内環境をコントロール。1日2回のストレッチと、五十の手習いで始めたゴルフで健康増進を図っている。