ローズS、1番人気の武豊は消し、2番人気の武豊は買い

 2020年最初の重賞(関西エリア)として行われた京都金杯で、単勝1番人気に支持されたカテドラルに騎乗したレジェンド武豊。結果は17着惨敗。残念過ぎる結果に終わったが、武豊はキーランドCのダイアトニックまで、重賞1番人気を11回経験している。重賞1番人気騎乗成績は、1着1回、2着2回、3着1回で、着外は7回。「武豊の重賞1番人気」は、積極的に軽視したくなる数字を残している。

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<重賞1番人気を背負って着外に沈んだ武豊>

1月5日 京都金杯 3連単03→06→07 84,460円

7枠13カテドラル      17着 1番人気武豊

1月19日 日経新春杯 3連単06→04→08 110,680円

2枠02レッドジェニアル  7着 1番人気武豊

2月16日 共同通信杯 3連単06→02→07 16,600円

8枠08マイラプソディ     4着 1番人気武豊

7月5日 ラジオNikkei賞 3連単01→11→02 173,020円

7枠09パラスアテナ     4着 1番人気武豊

7月18日 函館2歳S 3連単13→12→03 577,430円

8枠15モンファボリ     13着 1番人気武豊

8月16日 小倉記念 3連単03→05→04 1,374,190円

8枠14ランブリングアレー  6着 1番人気武豊

8月30日 キーランドC 3連単14→12→15 95,670円

1枠01ダイアトニック     15着 1番人気武豊

 秋華賞の前哨戦として行われるローズS。武豊が騎乗するデゼルは、オークスで2番人気に支持された逸材で、20日8時現在、フアナに続いて2番人気に支持されている。このまま2番人気で、ローズSのゲートインを迎えるとしたら…

 武豊の2020年重賞2番人気騎乗は5回ある。フェブラリーS14着。弥生賞1着。毎日杯1着。鳴尾記念8着。小倉2歳S1着。1着3回の成績を見せつけられると、1番人気とは真逆に、「武豊の重賞2番人気」を積極的に狙いたくなる。

 武豊の重賞1番人気の勝率は9.09%、重賞2番人気の勝率は60%。ローズSの着順が、それぞれの数字の延長戦にあるわけではないが、「武豊の重賞1番人気」を買う気にはなれないし、「武豊の重賞2番人気」を軽視する気にもなれない。1番人気なら武豊を積極的に外し、2番人気なら連軸として狙ってみたい。

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