2021年関西エリアの重賞1番人気を定点観測

 2021年関西エリアで最初に行われた重賞、京都金杯で単勝1番人気に支持された武豊騎乗のシュリは5着に撃沈。1月10日に行われたシンザン記念の単勝1番人気は、C.ルメールが騎乗したククナ。京都金杯のシュリに続いて4着敗退。

 重賞1番人気の連敗など珍しいことではないが、愛知杯のセンテリュオ11着、日経新春杯のアドマイヤビルゴ10着によって、関西エリアで行われた重賞1番人気の連敗記録は4まで伸びている。

<連戦連敗が続く関西エリアの重賞1番人気>

1月5日 第59回京都金杯

1枠02ケイデンスコール  ★1着

2枠04ピースワンパラディ ★2着

5枠10シュリ        5着 1番人気 武豊

7枠13エントシャイデン  ☆3着

1月10日 第55回シンザン記念

2枠03ルークズネスト   ★2着

6枠10バスラットレオン  ☆3着

7枠12ピクシーナイト   ★1着

8枠15ククナ        4着 1番人気 C.ルメール

1月16日 第58回愛知杯

2枠04ウラヌスチャーム  ☆3着

3枠05センテリュオ     11着 1番人気 C.ルメール

7枠14ランブリングアレー ★2着

8枠18マジックジャッスル ★1着

1月17日 第68回日経新春杯

3枠05ミスマンマミーア  ★2着

5枠10アドマイヤビルゴ   10着 1番人気 武豊

6枠11クラージュゲリエ  ☆3着

7枠14ショウリュウイクゾ ★1着

1月24日 第38回東海S

4枠06インティ       ?着 1番人気 武豊

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 1月24日に行われるダート重賞東海Sの前日発売1番人気は、2019年の東海S優勝馬にしてフェブラリーS優勝馬のインティ。レース当日にオッズ順位が入れ替わる可能性がないわけではないが、1番人気を背負ってゲートインするのは、ほぼ当確だろう。

 2019年2月のフェブラリーSから1年8ヶ月勝ち星から遠ざかっているインティの鞍上は、京都金杯の単勝1番人気、日経新春杯の単勝1番人気を裏切っている武豊。重賞1番人気の連敗記録は5まで伸びることになるのか。それとも3度目の正直で、武豊は1番人気に応えるのか。

 長いものには巻かれて、続くものには乗っかるのが筆者のスタンス。ということで、前日発売1番人気インティが、1年8ヶ月振りの勝ち星を挙げても痛くもかゆくもない馬券を押さえた上で、2021年関西エリアの重賞1番人気5連敗のシナリオに沿って馬券を組み立ててみたい。

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Koiwai Hiroshi

 ライフワークは、数字選択式宝くじのロト6とロト7、競馬の重賞レースの定点観測。『99%勝てるオッズ最強理論』、『完全勝利宣言-ハンデ戦限定』、『Bゲート必勝法』(メタモル出版)、『クォンツ理論-競馬データを120%活用する』(毎日コミュニケーションズ)、『ロト6億万長者への道』、『ロト6セット球+枠番消去法W攻略法』(メタモル出版)、『ロトセグシートでロト6が簡単に当たる本』(笠倉出版社)など著書多数。