1964年に創設された弥生賞は、6年後の1970年に報知杯弥生賞にレースタイトルが変更されています。皐月賞トライアルレースに位置づけられた1982年には、報知杯弥生賞(皐月賞トライアル)とレースタイトルが長くなり、2020年に報知杯弥生賞ディープインパクト記念(皐月賞トライアル)と、さらに長くなっています。
長ったらしいレースタイトルとなった報知杯弥生賞ディープインパクト記念(皐月賞トライアル)の最初の優勝馬は、ディープインパクト産駒のサトノフラッグでしたが、本番の皐月賞では2番人気に支持されましたが、コントレイルから1秒1差の5着に終わっています。
2021年の報知杯弥生賞ディープインパクト記念(皐月賞トライアル)に優勝したドゥラメンテ産駒のタイトルホルダーは、8番人気の低評価となりましたが、エフフォーリアから3馬身離されたものの、2着を確保しています。
サトノフラッグに続いて、ディープインパクト産駒として優勝したアスクビクターモアが、どんな成績を残してくれるのか、楽しみにするとして、報知杯弥生賞ディープインパクト記念(皐月賞トライアル)優勝馬が出た枠と皐月賞馬を輩出した枠を定点観測すると、興味深い符合が見えてきます。
<皐月賞馬が出る枠を教えてくれる?>
2020年 第57回報知杯弥生賞ディープインパクト記念(皐月賞トライアル)
1枠01サトノフラッグ ★1着
2020年 第80回皐月賞
1枠01コントレイル ★1着
2枠
3枠05サトノフラッグ 5着
2021年 第58回報知杯弥生賞ディープインパクト記念(皐月賞トライアル)
4枠04タイトルホルダー ★1着
2021年 第81回皐月賞
4枠07エフフォーリア ★1着
5枠
6枠
7枠13タイトルホルダー ★2着
2022年 第59回報知杯弥生賞ディープインパクト記念(皐月賞トライアル)
8枠10アスクビクターモア ★1着
2022年 第82回皐月賞
1枠02アスクビクターモア ?着
2枠
3枠
4枠
5枠
6枠
7枠
8枠16デルシエロ ?着
8枠17マテンロウレオ ?着
8枠18イクイノックス ?着
第59回報知杯弥生賞ディープインパクト記念(皐月賞トライアル)優勝馬アスクビクターモアを送り出した枠は8枠です。第82回皐月賞は、8枠を引き当てた3戦3勝のデシエルト、2戦2勝のイクイノックス、きさらぎ賞勝ちのマテンロウレオの中から優勝馬が出ることを期待しています。
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