7.15コンペ、ニアピン賞をゲットして第3位入賞

 五十の手習いで始めたゴルフ。右も左も分からないと言うか、右にも左にもボールが飛んでしまうどころか、微動だにしなかった頃から参加させてもらいっているコンペがある。年2回真夏と真冬に行われている地域のゴルフ愛好者によるコンペで、コンペ優勝者が次回コンペの会場を決める、というルールで10年以上続いている。

 今回のコンペの舞台は、霞ヶ浦の南に位置する霞南ゴルフ倶楽部。筆者がコンペに参加するようになって、ここでのコンペは4度目となる。過去3度のコンペの順位は、ペリア方式で下から数えて1番、新ペリア方式で下から数えて5番、新新ペリア方式で下から数えて3番。要するに下手くそ、ということである。ちなみに、今回の競技方法は、隠しホールが4番、6番、9番、13番、15番、18番のペリア方式。

 ザ・ゴルフクラブ竜ケ崎で行われた1月のコンペ終了後に、「下手くそなまま還暦を迎えるわけにはいかない」と一念発起。固くなってしまった関節回りの可動域をまずはほぐして、それから少しづつ広げていくストレッチから取り組み、インドアのゴルフレッスンに通って、時間とおカネを掛けてカッコ悪いおじさんスイングの矯正に取りかかった。

 同年代のおじさんたちより、関節の可動域は広くなった。ライさえ良ければ、力みのない脱力スイングができるようにもなった。TAYLOR MADEEのM6ドライバーをはじめとする『百切丸』と名付けた14本のクラブを状況に応じて使いこなし、クラブに仕事をさせるゴルフをイメージして、スコア100切りに挑戦した。

 インコーススタート。17番まで順調に回っていたが、前半最終の18番ホールで、池越え140yardのショットで水しぶき、池の縁から60yardのアプローチはトップして池ポチャ。9打を叩いてしまい、前半のスコアは53。このままでは、ハンディキャップ27に見合うスコア(105)も難しいと、褌を締め直した後半のアウトコースでは、3つのParセーブもあって上デキの45。

苦節7年、はじめての第3位入賞

 53+45=98のスコアでホールアウト。霞南ゴルフ倶楽部での過去3回の平均スコアから27打縮めることができた。ペリア方式のハンディは24.0。最終組のひとつ前で回ったが、ニアピン賞が掛かった13番ホール、ドラコン賞のかかった6番ホール、それぞれ旗に名前を記入することができたのは大きな収穫。ドラコン賞は最終組にオーバードライブされて逃したものの、ワンピンに付けたニアピン賞はいただくことができた。

6番アイアンでワンピンに付ける快挙

 キャディーさんと会話を楽しむ余裕もあった!?かどうかは、さておいて、♀57歳と回った1週前の練習ラウンドで浮き彫りとなった課題(浅い捻転、だらしないフィニッシュ)の克服に取り組んだ。自分なりに立ててみた攻めるプランニングも、ある程度は実践することはできた。この結果が「たまたま」でないように、関節をほぐすストレッチを怠ることなく、クラブに仕事をさせるスイング を身につけたい。

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