報知杯弥生賞ディープインパクト記念(皐月賞トライアル)、だらだらと長ったらしいレースタイトルに秘められたサインとは…

 1964年に創設された弥生賞は、6年後の1970年に報知杯弥生賞にレースタイトルが変更されています。皐月賞トライアルレースに位置づけられた1982年には、報知杯弥生賞(皐月賞トライアル)とレースタイトルが長くなり、20…

2歳女王の運命は、チューリップ賞の着順で決まる!?

 2歳女王を決める阪神JF。桜花賞トライアルのチューリップ賞。3歳牝馬クラシック第一弾の桜花賞。この3レースは、阪神コースの芝1600mの舞台で行われることもあり、阪神JFの結果でチューリップ賞を占い、阪神JF、チューリ…

9歳でも現役を続ける日本ダービー馬マカヒキの大阪杯伝説

 2016年の日本ダービー馬マカヒキが、4度目の大阪杯に出走してきました。種牡馬としての需要が乏しければ、日本ダービー馬であっても、9歳となっても現役を続けなければならない現実があります。  過去3度の大阪杯の成績は、4…

雨あめ降れふれ、もっと降れのレインボー伝説

 よんどころなき事情から、『アノマリー定点観測』の更新が滞っておりましたが、3月5日の啓蟄から数えて22日目となる3月27日から再開いたします。海の向こうのドバイで行われたドバイワールドカップデーの各レースにおいて、日本…

ドラフト会議直前、ラストドラフトの東京コース成績を定点観測

 桜花賞馬マルセリーナを母に持つラストドラフト。大きく負けても8着までと大崩れしない堅実派ながら、勝ち星は2勝にとどまっている。きっかけを掴んでもうひとつ上のステージに駆け上がるのか、くすぶったまま現役最後の日を迎えるの…

凱旋門賞に挑戦した日本代表牝馬を定点観測

 凱旋門賞に挑戦した日本馬は、クロノジェネシス、ディープボンドを含め29頭を数える。日本のグランプリホースとして挑戦するクロノジェネシスは、2014年のハープスター(6着)、2020年のディアドラ(8着)に続く、牝馬3頭…

オールカマー、中山の古馬G2に優勝した牝馬を定点観測

 中山競馬場で行われている古馬のG2重賞は、アメリカJCC、中山記念、日経賞、オールカマー、ステイヤーズSの5レース。牝馬は強くなったと言われるが、牡馬・騸馬相手のG2重賞に優勝した牝馬となると、ミレニアム2000年以降…

オークス最下位馬が出走してきたローズSを定点観測

 ミレニアム2000年以降、春の牝馬2冠、桜花賞、オークスで最下位入線した馬が、3冠最後の秋華賞トライアルローズSに出走してきた事例は2例ある。2015年のオークス最下位17着シングウィズジョイ、2017年のオークス最下…

G1馬になってから9戦して未勝利のステルヴィオを定点観測

 2018年のマイルCSで古馬勢を撃破し、マイル王を襲名したロードカナロア産駒のステルヴィオ。G1馬として出走した2019年2月24日の中山記念から前走の根岸Sまで9戦して、2着2回、3着1回、着外6回と、残念な成績が続…