G1馬になってから9戦して未勝利のステルヴィオを定点観測

 2018年のマイルCSで古馬勢を撃破し、マイル王を襲名したロードカナロア産駒のステルヴィオ。G1馬として出走した2019年2月24日の中山記念から前走の根岸Sまで9戦して、2着2回、3着1回、着外6回と、残念な成績が続いている。

 2017年のサウジアラビアロイヤルC、2020年の阪急杯、2021年のダート重賞の根岸S。ステルヴィオが出走したG3レースを定点観測すると、馬券に役立てることができそうな決着パターンが浮かび上がってくる。

2017年10月7日 第3回サウジアラビアロイヤルC

7枠13カーポナード    ☆3着

8枠16ステルヴィオ    ★2着

1枠02ダノンプレミアム  ★1着

 重賞初挑戦となった2017年のサウジアラビアロイヤルCでは、単勝1番人気に支持されて2着を確保したステルヴィオ。1着は隣枠のダノンプレミアム、3着は逆隣枠のカーポナード。

2020年3月1日 第64回阪急杯

2枠03ダイアトニック   ☆3着降着

3枠06フィアーノロマーノ ★2着

4枠07ステルヴィオ     5着

5枠

6枠

7枠14ベストアクター   ★1着

 2度目のG3出走となった2020年の阪急杯では、単勝4番人気に支持され5着とまずまずの着順にまとめたステルヴィオ。2着を確保したフィアーノロマーノは、ステルヴィオの隣枠。

2021年1月31日 第35回根岸S

8枠16ステルヴィオ     10着

1枠01ワンダーリーデル  ★2着

2枠03レッドルゼル    ★1着

3枠06タイムフライヤー  ☆3着

 3度目のG3となった根岸Sでは、芝では頭打ちの成績が続いていたこらから目先を変える初のダート戦だったが、後方を追走して回ってきただけの見所のない競馬で10着に終わっている。2着を確保したワンダーリーデルは、ステルヴィオの隣枠。

 ハンデ58キロを背負うステルヴィオは、前売りオッズでは10番人気。過去3度のG3重賞同様、隣枠から連対馬が出ると睨んで、2枠のグランデマーレ、4枠のマルターズディオサから馬券を組み立てたい。

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