陰陽道の八獄卒神が支配するとされる赤口は、公事、訴訟、契約などの凶日とされている。結婚式の日取りくらいでしか、注目されることのない六曜ではあるものの、ロト7の抽選日を六曜に区分してデータ化すると、大安、友引、先勝、先負、赤口、仏滅の六曜ごとに、興味深い傾向を見て取ることができる。
ロト7の抽せんが行われる12月17日(金曜日)は、凶日とされる赤口である。2013年4月から発売されているロト7の12月赤口抽せんは5回行われているは、1等当せんは1度も出たことはない。一方で、抽せんされた本数字を見ると、同じ数字が繰り返し、本数として抽せんされていることが確認できる。
<12月ロト7の赤口抽せん>
2014年12月12日(赤口) 第88回
03 04 10 14 25 29 30 1等該当なし
2015年12月18日(赤口) 第140回
03 11 12 13 17 26 35 1等該当なし
2017年12月8日(赤口) 第242回
- 05 13 17 31 32 35 1等該当なし
2018年12月8日(赤口) 第295回
04 05 06 08 09 22 32 1等該当なし
2020年12月11日(赤口) 第398回
03 04 10 17 20 22 33 1等該当なし
5回行われている12月ロト7の赤口抽せんにおいて、本数字として3回抽せんされている「03」「04」「17」の4度目や、同じく抽せん2回の「05」「22」「32」「35」の3度目を狙う手もあるだろうし、抽せん1回の「01」「06」「08」「09」「11」「12」「14」「20」「25」「26」「29」「30」「31」「33」の2度目に期待する手もあるだろう。
逆張りの発想に立てば、12月ロト7の赤口抽せんで、1度も本数字として抽せんされていない「02」「07」「15」「16」「18」「19」「21」「23」「24」「27」「28」「34」「36」「37」にヤマを張ってみても面白いかもしれない。「1度も高額当せんが出たことがない」ことを逆手にとって、斜に構えて数字を選んでみたい。
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