オールカマー、中山の古馬G2に優勝した牝馬を定点観測

 中山競馬場で行われている古馬のG2重賞は、アメリカJCC、中山記念、日経賞、オールカマー、ステイヤーズSの5レース。牝馬は強くなったと言われるが、牡馬・騸馬相手のG2重賞に優勝した牝馬となると、ミレニアム2000年以降では、中山記念優勝のヌーヴォレコルト、オールカマー優勝のショウナンパンドラ、ルージュバック、日経賞優勝のウインマリリンの4頭だけである。

 古馬G2優勝馬として名を刻んだ牝馬が、同じ中山競馬場が舞台の重賞に出てきた場合、自身が勝ち負けするか、隣の馬番を引き当てた馬の入着をアシストする形でG2優勝牝馬として存在感をアピールしている。

2015年 第89回中山記念優勝ヌーヴォレコルト

2015年 第61回オールカマー

2枠03ショウナンパンドラ ★1着

3枠04ヌーヴォレコルト  ★2着 G2中山記念優勝牝馬

2015年 第61回オールカマー優勝ショウナンパンドラ

その後、中山競馬場の重賞出走なし

2017年 第63回中オールカマー優勝ルージュバック

2017年 第62回有馬記念

5枠10シュヴァルグラン  ☆3着

6枠11ルージュバック    11着 G2オールカマー優勝牝馬

 第69回日経賞優勝牝馬として名を刻んだウインマリリン。春の天皇賞5着以来となるオールカマーでは、自身が勝ち負けするか、隣の馬番を引き当てたウインキートス、ステイフーリッシュのアシストに回ると考えたい。

2021年 第69回日経賞優勝ウインマリリン

2021年 第67回オールカマー

8枠16ステイフーリッシュ  ?着

1枠01ウインマリリン    ?着 G2日経賞優勝牝馬

1枠02ウインキートス    ?着

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